【バス釣り上達法】タックルバランスを見直そう:フックの形状編

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【バス釣り上達法】タックルバランスを見直そう:フックの形状編

 

タックルバランスにおけるフックの考え方について【フックサイズ】【フックの軸の太さ】を解説してきましたが、今回は【フックの形状】について考えていきます。

 

皆さんは【フックの形状の違いによって何が変わるのか?】【この形状のフックが有効な使い所はいつなのか?】等を意識してフックセレクトをしていますか?

 

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オフセットフックの形状を考えてみる

 

まずは皆さんも使用頻度が高いであろうオフセットフックの形状ですが、大きく分けて二種類あります。

ゲイプ幅が広い【ワイドゲイプ】と、ゲイプ幅が狭い【ナローゲイプ】があります。

このワイドゲイプとナローゲイプの特徴を理解して使い分ける必要があり、使い分ける事で釣果UPに繋がります。

 

【ワイドゲイプのオフセットフック】はどんな特徴があるのか?

 

ワイドゲイプの特徴はゲイプ幅(ふところ)が広いのでボリュームのあるワームに使用します。

【ボリュームのあるワーム=ワイドゲイプ】は見た目でも分かるので多くの方が実際に使っていると思いますが、もしボリュームのあるワームにナローゲイプのオフセットフックを装着しようとしても、そもそもワームにフックを付けづらいですしフッキングの際にワームがズレにくくなるためフッキングミスも相当増えてしまいます…

 

ゲイプ幅(ふところ)が広いフックの利点はフッキングしたらバレにくいという部分です。可動域の大きいフックの方がバレづらいのは、小さいフックより大きいフックの方がバレづらい原理と同じことです。

 

【ナローゲイプのオフセットフック】はどんな特徴があるのか?

 

ナローゲイプの特徴は様々な面でワイドゲイプとは逆と考えてOKです。

ボリュームが少ない細身のワーム等に使用することや、ワイドゲイプのフックよりも可動域が狭いことから若干バレやすくはなってしまいます。

 

しかし、ナローゲイプのオフセットフックには大きな利点があります。

それは、【フッキング率の高さ】です。

ゲイプ幅(ふところ)が狭いという事は、フッキングパワーが針先に掛かりやすくなるので、ワイドゲイプのフックよりもフッキングミスが減ることになります。

 

【ストレートフック】はどんな特徴があるのか?

 

ナローゲイプのオフセットフックがワイドゲイプのオフセットフックよりもフッキング率が高くなるという事は、更にフッキングパワーを伝えやすい形状のストレートフックの方が更にフッキング率が高くなるという事にも繋がります。

その代わりバレやすいという特徴も増しますが…

 

オフセットフック・ストレートフックの使い分け

 

上記のの様に各フックの特徴を踏まえると使い分けは簡単ですよね。

【バレにくさ=ストレートフック<ナローゲイプ<ワイドゲイプ】

 

【フッキング率の高さ=ワイドゲイプ<ナローゲイプ<ストレートフック】

 

つまり、近距離戦ならストレートフックが有効遠距離戦ならワイドゲイプが有効という事も言えます。

それに加えワームの形状も踏まえてフック形状を選ぶ必要もあります。

釣り方や状況に合わせていろいろと組み合わせる必要があり、その時のベストなセッティングをするこという事はフックセレクト次第でミスを大幅に減らすことが出来るという事なのです。

 

マス針の形状を考えてみる

 

マス針もオフセットフックと考え方は同じですので、バレにくさや掛けやすさなどを見る時はふところの広さで見るといいでしょう。

ワームでの使い分けも同様で、ボリュームのあるワームにはふところの広いマス針が良く、リグについても使用するリグに合った有効なフックの形状があり使い分ける事が重要なのでしっかりフック形状を考えて使い分けをしてみましょう。

 

【例えば】

ダウンショットリグを使用する際に掛ける事(フッキング率)を優先してふところの狭いフックをセレクトしたとしても、掛かるけれどもバラシが多いようならばふところの広いフックを使ってみる…こういった感じで常に考えながら細かい修正をしていく事が大切です。

 

また、ふところの広さだけではなく針先の向きも重要になります。掛け重視ですと針先は外を向いていますし、バラシが少なくなるのは針先が内側を向いてるフックです。

 

マス針に関しては様々な魚種の針がバスでも流用出来ますので試してみるのも良いと思います。渓流用の針などは私も以前使用していましたが、最近はバス用(スモール用)で非常に良いマス針が出てきたのであまり使わなくなりました…それでも、いろんな針を使うことで針の特徴が分かってくると思うのでおすすめです。

 

こんなマス針もある!おススメのマス針

私も愛用しているエンジンのスーペリオMⅠフック(エムワンフック)。

このフックはアイの角度を内側に曲げることでバスに針が刺さった後にアイでしっかりロックすることが出来るのでバラシが減るという設計になっています。

 

MⅠフックと共に私が愛用しているフックで、モーリスのデスロックワイドです。

デスロックワイドは針先が外に向いている為、非常に掛りが良く掛け重視のフックなのでバイトが浅い時などには多用しています。


MⅠフックもデスロックワイドも共にフックが艶消し加工になっていますので水中でキラキラ光らずバスに対して余計な違和感を減らすことが出来るのでとてもおすすめです。

 

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