2020年注目の新製品
ピュア・フィッシング・ジャパン社から発売となった新製品スピニングリール「レボ エムジーエックス シータ」ですが、トーナメント仲間の白鳥ネンイチプロがインプレを書いていたので合わせて私からの考察を書いてみたいと思います。
MGX Θの特徴
メーカーのホームページを見るとMGX Θの謳い文句が「より軽い回転で快適なFinesse fishingを実現する。シータ誕生。」と言うことが最初に書かれているので、このリールの最大の特徴が「新フリクションフリー構造採用」ということですね。

新フリクションフリー構造とは?
詳しい構造についてはメーカーホームページを見て頂けたらと思います。この構造によってどんな利点があるのか?ということですが、ネンイチプロのブログを引用すると『これにより、巻き感の軽やかさに磨きがかかり、ベストな状態をキープし安定感が増したということです。』ということみたいですね。
スピニングリールの巻き感の軽さとは
巻き感の軽さという概念は人それぞれですが、例を挙げるとシマノ社のステラとヴァンキッシュを比較すると分かりやすいです。どちらも巻き感は軽いですが、ステラはどちらかというと「滑らかさ+軽さ」なので巻き続けると気持ちのいい軽さがあります。一方のヴァンキッシュは滑らかさよりも「圧倒的な軽さ」といった感じなので、ハンドルを回した時のレスポンスの速さがずば抜けています。
巻き続ける釣りにはステラで、巻いたり止めたりする釣りにはヴァンキッシュが向いていると思います。
こういった理由もあって私はバス釣りにはヴァンキッシュのほうが向いていると思い愛用しています。
それでは、MGX Θはどっちの軽さを追求したリールなのか?ネンイチプロのブログにはこう書いてあります。
『ダウンショット・ネコリグ・ジグヘッド・ノーシンカーなどのラインスラッグをコントロールする釣りや、表層i字引き・巻きキャロなどの一定速度をキープして巻く釣りにおいて、リーリングの軽さと安定性はメリットでしかありませんよね。』
以上のことからワームの釣りでも有効な軽さのようなので、どちらかと言うと、ヴァンキッシュのように軽さ=回転レスポンスの速さということではないかと思います。(おそらく)
負荷がかかっても軽い?
ネンイチプロのブログで気になったのが、ルアーを巻いている時などにかかる負荷がかかっても軽いということ。どれほど負荷が軽減されるか使っていないのでわかりませんが、とても興味深いですね。負荷がかかっている時にでも軽いことの利点はハイギアのリールにはかなりのアドバンテージになります。逆に言えばハイギアのリールの欠点を補えるということですのでハイギアのスピニングリールの購入を検討している方は候補の1つにしてもいいと思います。
まとめ
今回ご紹介した【REVO MGX THETA】ですが、正直なところ、アブのスピニングリールは…という方が多いのではないでしょうか?私もそうです。(笑)
ですが、最近のアブのスピニングリールは年々進化しているということは皆さんも感じているのではないでしょうか?そんな方はぜひ店頭で触ってみるといいと思います。そしてリールに詳しい店員さんに聞いてみると実際にどうなのかを教えてくれると思います。本当によくなっていればおススメしてくれるでしょうし、そうでなければ同価格帯のシマノやダイワをススメられるでしょう。(笑)
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