マイボートへの道

step1 小型船舶免許を取得しよう

マイボートを購入する前に必ず必要なものは小型船舶操縦士免許です。車の運転免許証と同じでこれがないとボートを操船できません。ボートを購入してから免許証を取得に行くパターンもありますが、余裕をもってあらかじめ小型船舶操縦士免許は取得することをおススメします。

小型船舶操縦士免許にはいくつか種類がありますが内水面でのバス釣りに必要な免許は二級小型船舶免許です。もちろん、一級小型船舶免許でも問題ありませんが海で釣りをする方以外は必要ないでしょう。一級と二級の違いは航行区域で、一級は『すべての水域』、二級は『平水区域および海岸から5海里(約9km)以内』です。

それでは、二級小型船舶免許はどこで取得するのかですが、各海事事務所等を調べると講習&試験を行っていますのでお近くの講習会場をお選びください。どこがいいのか分からないという方はこちらをおススメいたします⇒ジェイス東北 ジェイスは各地域にございますので東北以外の方はお住いの地域で検索してみてください。

船舶免許取得にかかる日数と金額ですがジェイスの場合、日数は最短2日。金額は12万円前後で時期や地域で若干違いがあったりします。割引サービスやローンも可能なのでジェイスのホームページか不明な点は直接電話で問い合わせると親切に対応してくれると思います。

(そのほかにも、将来の目標はガイドサービス開業だ!という方はその時に必要な資格もジェイスで取得できますので頭の片隅に置いておくといいと思います。)

ステップ2 ボートの種類を決めよう

◎アルミボート

バス釣りのエンジン船において最も手軽なボートがアルミボートです。11フィートのジョンボートから12~14フィートのVハルのものが一般的です。ジョンボートや12フィートのアルミボートなら車の上にボートを載せて運ぶカートップが可能です。カートップの場合はトレーラーが無い分手軽ですがエンジンやエレキなどの装備品の着け外しをする必要があるのでその準備や片付けの手間と筋力・体力が必要です。それでも、トレーラーを所有することがないので保管場所や金銭面での負担が少なくなります。トレーラーにボートを載せてトレイルする場合は保管場所・駐車場と維持費が必要になってきます。トレーラーの維持費は毎年の自動車税と毎年の車検があります。地域によって違いがありますが、おおよそ2万円前後の維持費がかかるでしょう。(※11フィートのジョンボートで船舶免許が必要なの?という疑問があると思いますが、11フィートのジョンボートだけでは必要ありません。しかし動力に問題があります。2馬力以下は免許不要なので、2馬力エンジンのみなら免許不要。しかし、それにエレキ等の動力をプラスするのであれば併せて2馬力以上の動力になってしまうので免許が必要になります。エレキのみでも2馬力を超える動力を装備すると免許が必要になりますのでご注意ください。)

◎FRP小型バスボート

FRP製の小型バスボートは近年非常に人気の高いボートです。FRP製なのでアルミボートと比べて安定感があり強度も高く30~40馬力のエンジンを搭載できます。安定性と機動力を併せ持つFRP製小型バスボートの人気の要因の1つとして考えられるのは日本の道路でもトレイルしやすいという点です。日本の道路は細く狭い、18フィートを超えるようなバスボートをトレイルするには慣れが必要です。そういった意味でも13フィート前後のFRP製小型バスボートはアルミボートに近い感覚でトレイル出来るのでアルミボートからのステップアップで購入する方も多いと思います。それに加え、けん引免許も必要無いサイズなのでけん引免許を新たに取得しなくてはいけない方にとっても魅力的なボートと言えます。

◎16~18フィートのバスボート

バスボートと言えばやはりコンソール付きのものを思い浮かべると思います。バスボートにはシングルコンソールのタイプとダブルコンソールのタイプがあります。16~18フィートクラスのバスボートは思っている以上に狭いです。(快適に釣りができるのは2人までで、3人の場合はお互いが気を使って釣りをすればOK)そのためダブルコンソールよりも断然広く感じるシングルコンソールがおすすめです。特にトーナメンターはボートを広く使えるのでシングルコンソールの方がいいと思いますが、同船者を乗せることが事が多い方はシングルコンソールだとウインドシールドが無い為、隣に座る同船者がもろに風を受けるので雨の日や気温が低い日は少しかわいそうに感じると思います。16~18フィートのバスボートの場合、エンジンは60~150馬力が標準いでしょう。16フィートなら60~90馬力・17フィートなら90~115馬力・18フィートなら150馬力前後で、ボートによって搭載可能なエンジンの大きさが変わります。表記されたエンジンより大きなパワーのエンジンを載せている場合もありますが、船体へのダメージや安全性を考えるとあまりお勧めできません。18フィートまでのバスボートの場合のトレイルは、細い道では注意が必要ですが慣れてしまえばそこまで大変ではないサイズなので、コンソール付きのバスボートをトレイルして釣りがしたいという方は18フィートまでのサイズで検討するといいと思います。

◎19フィート以上のバスボート

19フィート以上のバスボートは18フィート以下のバスボートと比べ、湖上での快適さが格段に上がります。デッキが広く3人でも快適に釣りが出来、ストレージも多くなるので釣り道具をたくさん積むことができます。多少湖が荒れていても大型のバスボートなら安全性が格段に上がります。エンジンも200馬力以上が搭載可能になり見た目の迫力も大きく変わるので、これぞバスボート!といった感じでカッコイイです。しかし、日本の小さなフィールドにはあまり向かないと思います。湖上では小回りがきかないので操船に慣れるまで大変ですしトレイル時も18フィートまでのバスボートと比べ、車に掛かる負担と道幅の狭さ等からくる運転手のストレスが大きくなります。日本では琵琶湖・霞ヶ浦水系・八郎潟などのビッグレイクでの駐艇向きだと思います。

STEP3 ボートをどこで購入するか

船舶免許を取得してどのタイプのボートを購入するかを決めたら、いざ購入!とはいえボートをどこで購入したら良いのか?新艇の購入であれば新艇のボートを取り扱っているボート屋さんにご相談ください。おおよその新艇の価格ですが、アルミボートでも100万円以上、大型のバスボートに至っては1000万円を超える場合もございます。魚探などの装備品等も近年高価なものが多くなっているのでボート屋さんに予算をしっかり伝えて相談することをおススメいたします。

中古艇の購入をお考えの方はいくつかの方法がございますがここでは3つのパターンをご紹介いたします。1つ目は、新艇同様にボート屋さんにご相談ください。中古艇の相場はおおよそのものがあっても実際は無いようなもの。理由は様々ありますが、ボート・エンジンの年式やエンジンの使用時間や装備品などで価格はバラバラです。中にはバス釣り用のボートを専門としていなかったり最近のボート事情に詳しくないボート屋さんもありますのでできるだけ最近・最新のボート事情にに詳しいボート屋さんを調べて相談に行くことがボート選びに失敗しない方法だと思います。2つ目は、個人売買です。ボートを最も安く購入できる方法が個人売買だと思います。個人売買はボートを所有している人がボートを手放すか、乗り変えるかのタイミングで譲ってもらうのですが、そもそもボートを所有している人を多く知っていないと難しいです。それに、自分が欲しいボートが出てくる確率はかなり低いので長い期間をかけてでもボートを探していると周りの釣り仲間に言って拡散して待つしかないでしょう。3つ目はオークション等のネット上の個人売買です。ボート屋さんよりも安く購入ができますが高度な知識があり目利きが出来る場合以外はおススメできません。

2つ目と3つ目の個人売買は多くのリスクが存在します。個人売買で購入したボートがすぐに壊れてしまうなんて普通にある話です。だからボート屋さんがあるのです。ボートは車よりも圧倒的に壊れると思っていいです。中古艇を購入する際にボート屋さんを通して購入することをおススメする理由はココにあります。購入にあたって基本的なメンテナンスと消耗品の交換をして引き渡してくれるはずです(何もしないお店もあるので購入の際は確認した方がいいです。)そして、ボート購入後に出てくる問題にも即座に対応してもらえるように出来るだけ近くのボート屋さんで購入すると更にいいと思います。近くに良いボート屋やさんが無い場合は遠くても信頼できる有名店での購入がいいと思います。急なトラブルでも電話などで応急処置の方法を教えてくれるが場合もあります。

すてっぷ4 中古艇を購入する際に気を付ける事

ボート屋さんで購入するのか、もしくは個人売買で購入するのかを決めたら実際にボートのどんなところを注意してボートを選んだらいいのか?中古艇で最も重要なのはエンジンです!『中古艇の価格=エンジンの価格』と言っても過言ではないくらいエンジンが大切です(高年式の中古艇を除く)。ちなみに、船体が綺麗なボートはたくさんあります。例えば、ディープできれいな水の小規模な湖で使用していたボートは船体の外側も内側もダメージは少なく綺麗だと簡単に想像ができます。しかし、エンジンについては年式と使用時間で大きく変わります。更に、2ストより燃費が良くオイル代がかからない4ストが必ず良いとも一概には言えないのも中古艇の怖いところで、4スト(環境対策エンジン)でもエンジンの使用時間が多い場合は一発の故障で修理不能=エンジン載せ替え。となる場合も…(2ストは修理で治る場合が多い) つまり、船体はある程度のものであっても4スト(環境対策エンジン)でエンジン使用時間が少ない中古艇が一番の狙い目となります。他の中古艇よりも価格は高くなりますが、上記のことを考えると高い買い物ではないと思います。(※琵琶湖は2スト規制があり4スト・環境対策エンジンのみとなります。)

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