八郎潟を攻略
今回は晩秋の八郎潟について解説していきます。季節ごとに解説してきた【八郎潟攻略シリーズ】も今回の晩秋の攻略で最後となります。
晩秋の八郎潟とは11月で、雪が降りだすようなシーズン終盤の事です。シーズン終盤をノーフィッシュで終えないようにしっかり攻略して気持ちよくシーズンオフに入りましょう。
晩秋の貴重な一匹を絞り出す方法
11月に入るといよいよシーズンオフと言った空気になりますし、多くの方がオフに入ってしまっているのですが、正直もったいないといつも思っていました。
もともと八郎潟東部のボーターは少ないのでポイントのバッティングはあまりないのですが、11月になるとリアル貸し切り状態に突入します!
あれだけ大きな湖にボートを浮かべているのが自分だけという、何とも言えない贅沢感!(笑)
そんな中で日を追うごとに一匹の価値がどんどん上昇していくので湖は最高に楽しい状態になっていきます。
この時期に釣れるバスはとてもコンディションのいいブリブリの個体が多く、釣れればデカい!
ちなみにこちらの写真は2016年11月20日に釣った八郎潟のバスです。
それでは、こんなデッカいバスはどのようにして絞り出せばいいのか?
その前に、11月に入るとターンオーバーも落ち着いてくるので秋爆の可能性がUPします!
11月上旬は非常に釣りやすく、ハマればワンスポットでかなり良い思いが出来るのでそちらから先に解説していこうと思います。
11月になると寒い日が多くなりますが、そんな中でもとても暖かい日があればその日はチャンスです!いわゆる【小春日和】と言われる日の事。
高気圧に覆われて釣りづらそうな感じもするのですが、それよりも、暖かさでバスにスイッチが入りかなり釣りやすくなることもあります。
狙うべきポイントは、餌となるベイトフィッシュが豊富なエリアと、水温が上がりやすいシャロー隣接のポイントです。
ベイトフィッシュが豊富なエリア
ベイトフィッシュが豊富というだけではエリアとしてはそこまで良くありません。ベイトフィッシュが豊富で、さらにバスが捕食しやすいポイントが必要になります。
つまり、バスが餌を追い込みやすい入り組んだ地形が必要になり、そういった地形が連続しているリップラップのストレッチが有力ポイントになります。
水温が上がりやすいシャロー隣接
水温が上がりやすいとは言え、夏までの様にドシャローにバスが上がってくるという事は考えにくいのですが、そのドシャローが少し沖まで出ているポイントの下にバスがついていることが多くなります。
つまり、シャローで温まった水の近くをウロウロしているイメージです。
上記の2つの要素が合わさったポイントを探し出すことが出来れば秋の連発モードに突入することが出来ると思います。
価値ある一匹を絞り出す方法
次に、11月中旬以降はどんどんバスが釣りづらくなっていきます。こうなると広く探るというよりは、ピンポイントでしっかり釣っていくという事が大切になります。
それではどのようなポイントを釣っていけばいいのか?
簡単に言えば、越冬場所を探して釣ればいいです。
越冬場所になりそうな、北風が防げるポイントや流れの少ないポイント、外敵から身を守れるポイント、それに加えて餌が多い、ハードボトムなど、それらを考えてポイント選択をしていけば少しずつ見えてくると思います。
11月の実績ポイント
11月に釣りをする数少ない方のために私の過去の実績ポイントをご紹介いたします。
【東部承水路11月実績ポイント】
・STC対岸ポンプから南のストレッチ
・STC対岸の北側にある2か所のポンプ
・第一ポンプの沖に張り出している石積
・STC横の矢板&石積
これらのポイントの特性をしっかり理解して釣ることが出来れば、11月上旬に連発モード、それ以降は価値ある一匹に出会えると思います。
今回はここまで!次回は上記のようなポイントをどのように攻略していくのか?実際に使っていたルアーを交えて解説していきますのでお楽しみに。
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