桧原湖的ダウンショットロッドの使い分けとは?

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桧原湖的ダウンショットロッド

 

この記事では桧原湖で使用するダウンショットのロッドについて、私が実際に使っているおススメのロッドと【なぜそのロッドを使うのか?】を解説していきます。

桧原湖でのダウンショット用ロッドを選ぶ際の参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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水深に合わせたロッド選び

 

初めに、私が桧原湖でダウンショット用として使用しているロッドを3本ご紹介いたします。

★ブラストビーツBBS-511XL-AS

★ブラストビーツBBS-64L-XLST

★バスタードBTS-631XXLST

 

上記の3本のロッドは水深によって使い分けています。

 

【シャロー】ブラストビーツBBS-511XL-AS

【ミドル】ブラストビーツBBS-64L-XLST

【ディープ】バスタードBTS-631XXLST

 

桧原湖の場合は季節が進むにつれて深い場所を釣っていく傾向があるので、それに合わせてロッドも変えていくと釣果も安定します。

 

 

シャロー用【ブラストビーツBBS-511XL-AS】

 

【ブラストビーツBBS-511XL-AS】はオールソリッドのロッドです。

桧原湖では様々な場面で活躍するロッドなので当ブログでは多くの記事でご紹介していますが、シャローのダウンショットでも使用します。

 

このロッドをシャローで使用する理由はいくつかあるのですが、このロッドのすごいところは気を抜いていても勝手に魚が掛かるロッドだという事!(笑)

 

 

オールソリッドのロッド特有なのですが、チューブラーのロッドと比べて反発力が低い為、バイトがあってバスがルアーを咥えて引っ張った時にロッドが低反発のまま曲がってくれるので、バスに違和感を与えづらくそのままフッキング!

 

フッキングに慣れていない初心者やお子さんにとても有効なのでおススメのロッドです。

 

 

この特性をシャローのダウンショットに生かすのですが、シャローで釣りをする際によくありがちな事の一つに合わせ切れなどのラインブレイクがあります。

 

ラインがフロロの2lbや2.5lbをメインに使用していると起きやすくなりますが、瞬発的な力に弱いフロロに対して、瞬発的なスピードがあるスモールマウスバス…相性は良くないですよね。

反発力の強いロッドでもしっかりスイープにフッキングすれば合わせ切れなども減るとは思いますが、リールから出ているラインの長さがシャロー=短いと言うことを考えると反発力の強いロッドは対スモールでは不利ですね。

 

 

補足ですが、シャローの場合リールから出ているラインの長さが短くなる為伸びしろも短くなり切れやすくなるという事です。逆に言えばリールから出ているラインが長いほど伸びしろがあるので切れづらくなるという事でもあります。

 

フロロでも手で引っ張れば分かりますが、結構伸びます。10センチの長さのラインと50センチのラインでは長い分50センチのラインの方が伸びしろは長くなります。

ナイロンとフロロを比べた際にナイロンの方が伸びます。伸びしろがある分ナイロンの方が同じ力で引っ張た際に切れるまでの時間が掛かるのと同じ原理です。

それが瞬発的な力が掛かるシャローのスモールが相手だとより顕著に表れると考えます。

 

 

上記の様な事を考えた結果ブラストビーツBBS-511XL-AS】はシャローのスモールにとても向いているという結論に至りました。

更にネコリグのロッドの解説でも書いたように、オールソリッドのロッドはバスの引きに応じてしっかり曲がって追従する為、バスに主導権を与えないのでとても有効なロッドです。

 

 

ミドル用【ブラストビーツBBS-64L-XLST】

 

【ブラストビーツBBS-64L-XLST】はエキストラファーストテーパーのソリッドティップのロッドでソリッド部分のパワーはXLなのでかなり柔らかめで、ベリーからバットにかけてのパスワードはLなのでティップと比べて硬めです。

 

このロッドをなぜミドルで使用するのかと言うと、ミドルレンジになるとある程度のフッキングパワーが必要になるからです。

 

私がシャロー用で使うオールソリッドのロッドの場合は、力が加わるとロッドが曲がってしまう為、水深が深くなりラインが長く出ることで、こちらから掛けに行った際に意図したタイミングでのフッキングパワーが伝わりづらくなります。(オートマチックに掛かるのは同じですが)

 

 

簡単に言えば【BBS-511XL-AS】よりも掛けに行けるロッドが【BBS-64L-XLST】で、大きな違いはベリーからバットにかけてのパワーということです。

 

ティップは繊細なソリッドティップなのでショートバイトも弾くことが少なく、その後もベリーからバットにかけてパワーがあるのでしっかりフッキング出来ます。

 

桧原湖において【BBS-64L-XLST】はミドル~ディープの釣りで有効なロッドなのでそれに加えてシャロー用の【BBS-511XL-AS】基本的にはこの2本があればOKですね。

 

 

ディープ用【バスタードBTS-631XXLST】

 

【BTS-631XXLST】は少し特殊なロッドで、エキストラファーストのソリッドティップ、ソリッド部分のパワーがXXLとかなり柔らかいロッドです。

 

ミドル用に紹介した【ブラストビーツBBS-64L-XLST】でもディープの釣りは問題なく出来るのですが、より快適に・より確実にディープのバスを攻略するために使うのがバスタードBTS-631XXLSTです。

 

ディープの釣りで柔らかいロッドを使うとなかなかフッキングしませんし、すぐにバレてしまったりします…この事は多くの方が経験したことがあると思いますが、それを解消するのがショートレングスのエキストラファーストテーパーのソリッドティップロッドです。

 

ロッドが短くなればフッキングのパワーが伝わりやすいのは想像がつくと思いますが、ディープの繊細な釣りではロッドの長さが1インチ違っただけで大きな違いになります。

 

特に、桧原湖の秋からシーズンオフまでの間は、アタリも小さくショートバイトが多くなりがちです…そういった時に短めのロッドならアタリを感じてからフッキングまでの時間は短く、しっかりフッキングパワーを伝える事が出来るので意図したタイミングのフッキングが可能になります。

 

 

ディープのショートバイト対策は、柔らかいエキストラファーストテーパーのソリッドティップが効果的で、ベリーからバットにかけてもしっかりパワーがある短いロッドが良い!

上記の事を総合的に判断した結果、私がディープ攻略でチョイスしたのは【バスタードBTS-631XXLST】なのです。

 

 

まとめ

 

今回のダウンショット用ロッドの解説のまとめとしては、『レンジが深くなるにつれてフッキングパワーが必要になってくる』という事を考えてロッドを選ぶと良いという事です。

 

①シャローではフッキングパワーよりもバスを獲るために必要な事を考える。

②ミドルからディープではそのレンジで必要なロッドのパワーを考える。

 

 

同じダウンショットに使うロッドでも状況に合わせたロッド選びは必要で、その事を理解して実践することが釣果に直結すると考えています。

 

 

今回の内容は他のメーカーのロッド選びにも参考になると思います。

どういったシチュエーションで釣りをする為のロッドなのかを考えれば必要なスペックは見えてくると思いますので参考にしていただけたらと思います。

 

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