八郎潟という最高の湖-八郎潟攻略シリーズ・春編

八郎潟情報
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八郎潟を攻略

今回は少し季節を進めて八郎潟を解説していきたいと思います。

前回までは早春の八郎潟だったので、まだ水温も低くシャローに上がるか上がらないかくらいの時期の解説でしたが、今回はシャローに上がってからスポーニング直前までのことを書いていきます。

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シャローに上がったバスはどこへ?

越冬場所からコンタクトポイントを経ていよいよシャローに上がってきたバス達ですが、すぐにはスポーニングは行いません。このタイミングで釣れたからと言って第一弾のスポーニングが始まった!と言ってる人がいますが静かに見守ってあげてください…(笑)

シャローで捕食

シャローに上がってきたバスはスポーニングの適水温まで餌を食べて体力を蓄えますが、この状態に入ると割と釣りやすくなってきます。理由は、狙うべきポイントが釣り人の近くになることと、見えるストラクチャーに付き始めるからです。

狙うべきポイントが釣り人の近くになるってどういうことかわかる?

 

シャローに上がる前のコンタクトポイントとかだと少し深い位置にあるから狙いどころが定まらなかったけれど、そこからシャローに上がってきたということはバスが釣り人側に寄ってきた感じになるね!

 

そうだね!

それじゃあ見えるストラクチャーって何のことかわかる?

 

これは簡単!

アシなどの水生植物だったり、レイダウンや杭なんかが八郎潟のシャローにあるメインストラクチャーだからそういった所でしょ?

 

あたり~!

この時期の初期は、まだ水温が安定していないから急に寒気で冷え込んだ日には一段下がってコンタクトポイントに戻るか、ストラクチャーの奥に身を寄せてしのいだりしているよ。

 

そうは言ってもせっかく上がってきたバスはそう簡単にまた一段下がることはあんまり無いような気がする…

 

鋭いね!

基本的にはシャローに止まってストラクチャーの奥に隠れて寒気が抜けてまた暖かくなるのを待つ個体が多い気がする。急に寒くなるから居るけど喰わないって感じになるけどストラクチャーの奥を丁寧に釣っていけば可能性は上がるよ。

それでもダメなら一段下を狙ってみればいいんだね!

うん。その方が釣りやすいと思うよ

狙うべきアシの特徴

シャローに上がってしまえばアシ撃ちで釣れ始めるので割と釣りやすくなります。上記の会話のことを考えると狙うべきアシも見えてくるのではないでしょうか?

冷え込んだ時に身を隠せるようなアシにバスは多くいますよね?

つまり密度が濃かったり奥行きがあったりするアシが◎ということです!その後季節が進みスポーニング間近になってくるとそういったアシだけでなくスポーニングエリアの近くのアシにも多くのバスが付き始めます。

どんなアシについているかを見抜く

アシと言っても様々なタイプがあります。この場合のタイプというのは下記のような感じです。

・奥行きがある・無い

・水深がある・無い

・岸から近い・遠い

・密度が高い・低い

・流れが当たる・当たらない

・日向・日陰

・風が当たる・風裏

このようにアシにも様々なタイプが存在しています。こういった事を意識するだけでパターンの構築の近道になります。

まずは仮説を立てます。

当日の気象条件+季節の進行度合いでバスが好むアシはどのタイプのどのポジションなのか?

アシのタイプを絞り込んでいくとその仮説が少しズレていても修正していけばいいだけで、その日バスはどこにいるのかが見えてくるのでパターン構築がイージーになります。その上で有効な攻め方をリグやルアーのタイプで当てはめていけばOK。

スポーニングを意識すると

先ほどもい言ったように、シャローに上がってきて直ぐは密度が濃いめのアシだったり奥行きのあるアシに好んで着くのですが、少しづつスポーニングエリアを意識して移動していきます。

一応書いておきますが、スポーニングエリアの条件とは?

・水通しが良い

・光が届く

・水温が低くなりづらい。暖かい

・ハードボトム

上記のような感じですかね?

シャローでスポーニングをするのはこのような条件を満たしていることが多いのがシャローだからと言うだけの話です。マッディーレイクとクリアレイクではスポーニングをする水深が違うのはこの為です。

更に、外敵から卵を守りやすい場所もスポーニングの人気スポットになります。アシで囲まれたポケットや大きい石や木などで囲まれたところなど。

シャローに上がってきたバス達はこういったポイントに移動していくので、釣れていたアシのタイプも少しづつ変わっていくということです。

 

今回はここまで!次回はアシ撃ちを少し深堀して解説していこうと思います。

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