バス釣りにおすすめのリーダーとは?
バス釣りでもリーダーを使う場面がありますが、バス釣り専用のリーダーはほとんど無いので何を選べばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなリーダー選びに迷っている方にバス釣りで使うリーダーの特徴やおススメをご紹介します。この記事を見ればリーダー選びの不安も解消できるはず!
リーダーやラインに関しての知識が低い方は『リーダーなんてリールに巻いてあるラインを使えばいいじゃん』とか、『リールに巻いたラインのあまりでいいんじゃない?』言う方もいます。
しかし、リーダー用のラインがメインラインとは別に存在している意味があります。
そもそも【なぜリーダー用のラインが存在しているのか?】
その特性を理解すればリーダー用のラインの必要性が分かってきます。
リーダー用のライン特徴
【リーダーに必要な要素とは?】
★耐摩耗性の強さ
★結節強度の強さ
まず、リーダーは何のために付けているのか(必要なのか)を考えてみますが、PEラインの先にリーダーを付ける事が多いのでその事を考えると分かりやすいと思います。
リーダーはPEラインのデメリットである【耐摩耗性(根ズレ)の弱さを解消する】のが大きな目的となります。
という事は、ナイロンラインよりもフロロカーボンラインの方が耐摩耗性(根ズレ)に強いのでフロロカーボンラインのリーダーの方が根ズレなどが多くなるバス釣りには向いていますね。
次に、リーダーに必要な要素は【結節強度の強さ】です。
リーダーはメインライン側とルアー側の2か所で結節部(結び目)を作るのでその結節部の強度が必要になってきます。
リーダー用のラインはメインラインとして売られているものと比べて結節強度が強く作られている場合が多くなります。
ちなみに、リーダー用のラインの利点としてコンパクトな点もあります。小さい薄型スプールに巻かれているので、オカッパリの方でも持ち運びが楽で邪魔になりません。
【リーダーよりハリス用ライン!?】
大きな要素として、【耐摩耗性の強さ】【結節強度の強さ】この2点に特化して作られるのがリーダーというのは説明してきましたが、私は前職で釣具屋のスタッフをしていた頃にある疑問をラインメーカーさんに聞いたことがあります。
【リーダーで使う場合に一番強いラインは何か?】
この質問にラインメーカさんは即答で、【磯釣り用のハリスが一番良い原糸を使っているから一番強い。耐摩耗性の強さはもちろん、コーティングも強いから磯釣り用のハリスが最強ですよ】と教えてもらいました。
確かに、磯釣りは根ズレしまくりで根ズレとの闘い的なイメージ(やったことが無いので分かりませんが…)。
となると、ショックリーダー用のラインよりもハリスとして売られているラインの方が、強いという事になります。
それじゃあハリス用のラインを買おう!と思ってもハリス用のラインには一つデメリットがあります。
バス釣りの方はハリス用のラインを買おうとした事があまりないと思いますが、実はハリス用のラインはメインラインと比べてかなり高価なのです。
例えば、クレハ社の【シーガー グランドマックス】というハリスがありますが、最高クラスに素晴らしいハリスでおススメなのですが【1号・60m・3,200円】です。
60mで定価3,200円は高いですね~。
しかし、価格が高いだけではなくその分強いのがグランドマックスなので、一般的にフロロカーボラインは結び目無しの単純な引っ張り強度で【1号で4lb=2㎏】くらいが平均的な強さですが、グランドマックスの結び目を作った状態の結節強力が【1号で1.8㎏】。
通常、フロロカーボンラインの結節強力は直線強力の60%~80%ほどです。
ハリス用ラインがいかに結節強力が強いかが分かっていただけたでしょうか?
ちなみに60m巻きは少ないような感じがしますが、リーダーなので一回に1m使っても60回。一回に60㎝使ったら100回分使えます。
使用頻度にもよりますが、普通の人なら問題なく1シーズンは持つでしょう。
【リーダー用のラインはどうなの?】
ハリス用のラインは高価なものから安価なものまでありますが、リーダー用のラインはハリスと比べて巻き量が少なく30m巻きがほとんどな為、ハリス用ラインほど高価でなないのでおススメです。
例えば、ラパラジャパン社の【ラピノヴァ フロロ カーボン ショックリーダー】は1号30m巻きで価格は600円~700円前後で購入できます。
その他のメーカーでもルアー用のショックリーダーとして売られているものは500円~1,000円前後で購入できるものが多いので、あまりリーダーを使う頻度が高くないという方は低価格のリーダーがいいでしょう。
低価格とは言え、30mで700円だとして、100mにしたら約2,333円なので良いフロロカーボンライン並みの値段です。つまり、ショックリーダー用のラインも良い原糸を使って良いコーティングがされている可能性が高いですよね。
コメント