八郎潟を攻略
前回は八郎潟のバス釣りをイージーにするにはベイトフィッシュを捕食しているバスを狙うのではなく甲殻類を捕食しているバスを狙いべきで、甲殻類はベイトフィッシュと比べて手軽に捕食できるので、いわばバスにとってファストフード的なのではないか?という理論を解説しました。
今回はその甲殻類を捕食しているバスを釣る場合に、どんなワームやリグを使ったらいいのか?そんな疑問を解決していこうと思います。
甲殻類喰いのバスに有効なワーム
甲殻類とはエビやザリガニのことで、八郎潟ではいろいろな所でよく見かけます。
エビは英語で【シュリンプ】、ザリガニは【クローフィッシュ】ですが、これで有効なワームの形がほぼ判明しました(笑)
という事で【シュリンプ系】と【クロー系】のワームを使えばOKです。
シュリンプ系のおすすめワーム
シュリンプ系と言えば、基本的には手長エビを模したワーム一般的ですが、私は八郎潟で手長エビは見たことがありません…昔は居たのかな?
手長エビは居ないと思いますが、それでもシュリンプ系のワームは効果的です。
ゲーリー 4”シュリンプ
4インチシュリンプは以前の記事でも書いた通り、私が八郎潟で最も多くのバスを釣ってきたルアーです。
使用方法はオフセットフック逆付けのノーシンカーで、フックは『がまかつ ワーム34R 2/0』を使用します。
アクションは中層をフワフワ動かすイメージでラインスラッグを利用した幅の大きめなシェイクです。これがマスターできれば圧倒的にバスの釣れる数は増えると思います。
OSP ドライブシュリンプ4”
ドライブシュリンプの使用リグはネコリグで、重めのネイルシンカーを入れてボトムを探っても良いですし、もしくは軽めのネイルシンカーを入れて中層攻略も可能です。
ゲーリーの4”シュリンプほどの水押しは無いもののピンポイントで喰わせる場合は非常に有効なルアーです。
クロー系のおすすめワーム
クロー系のワームは多くのメーカーから出ていますが、それぞれ特徴があるのでその特徴を理解すれば状況によって使い分ける事が出来るのでいろいろ試してみると良いと思います。
バークレイ チガークロー
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チガークローは主にアシやカバー撃ちに使用します。
使用リグはテキサスリグかリーダーレスダウンショットで、アクションで誘って喰わせるというよりは、フィリッピングでテンポよく撃っていく釣りに使用していました。
エバーグリーン キッカーバグ
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キッカーバグは八郎潟でも非常に実績が高いワームで、基本的にはテキサスリグでの使用がおススメです。(名前がバグなのですが今回はクロー系扱いにしておきます)
このワームに関しては使ったことがありませんので詳しくは分かりません(笑)
しかし、「キッカーバグで釣った!」という話を聞くことが多かったので今回はおススメルアーとして紹介しておきます。
【その他のおすすめワーム】
・ジャクソン クエイククロー
・ZBC ウルトラバイブスピードクロー
・バークレイ パワーホッグ
・OSP ドライブクロー
・ゲーリー ミディアムクロー
まとめ(おまけ)
今回のは甲殻類を捕食しているバスに有効なワームをご紹介しましたが、基本的にはアシ撃ちなどでよく使うようなワームですよね?
つまり、アシに居るバスは甲殻類をよく捕食しているという事です。
何も考えずにアシ撃ち=クロー系として認識している方が多いと思いますが、実際は『アシ=バスは甲殻類捕食』⇒クロー系という順番でルアーをセレクトしていきます。
アシの中にベイトフィッシュっぽいワームを入れても効果的でないのはこの為ですね。
おまけとして、今回ご紹介したシュリンプ系とクロー系以外にも甲殻類喰いのバスに有効なルアーがあるのでご紹介いいようと思いますが、何か分かりますか?
それは【ネコリグ】【ラバージグ・スモラバ】【バックスライド系ワーム】です。
今ではアシ撃ちに有効なルアーとして常識となっているものは甲殻類が好きなルアーでもあり、そういったルアーをアシ以外の甲殻類が居るポイントで使用すれば効果的だという事です。
いつものポイントでいつも釣れるルアーを使って釣る…いつもと似ているポイントだからいつものルアーを使う…
これでは完全に思考停止しているので大きな成果にも今後にも繋がりませんので、常に様々な要因を考えながらポイントやルアーをセレクトしていく癖をつけましょう。
そうすることでバス釣りの奥深さが分かり、何倍も楽しくなると思いますよ。
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