八郎潟という最高の湖-八郎潟攻略シリーズ・ターンオーバー編

八郎潟情報
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八郎潟を攻略

今回は八郎潟におけるターンオーバーについて解説してい行きます。

ターンオーバーは秋になると起こる現象で、それはどういった現象なのか?その際はどこで釣りをしたらいいのか?

理解していないととても悲惨なことになりますので今回の内容はしっかり頭に入れておいた方がいいと思います。

 

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ターンオーバーを攻略

 

初めに、ターンオーバーについて基本的な原理を理解しておく必要がありますし、それが分かればいろいろなことが見えてくると思いますので解説していきます。

 

前回の記事でも少し書きましたが、ターンオーバーの原理は下記の通りです。

 


【ターンオーバーの仕組み】

夜から朝にかけて気温の低下とともに湖の表水温が低下

水温は低くなると比重が重くなる(4度が最も重い)

上層が冷やされることによって上層の水温が下層の水温より低くなる

上層の水温の方が低くなるという事は上層の水の方が比重が重くなる

上層と下層の水の比重が逆転するため水が上下で入れ替わる

 

ターンオーバーの仕組みが分かったと思いますが、ここで重要な要素は一番最初に書いた【夜から朝にかけて気温の低下とともに湖の表水温が低下】と言うところです。

 

日中に暖められて湖の水が、夜から朝にかけての冷え込みで一気に冷やされます。するとターンオーバー現象が起きるわけですが、つまり、冷え込みの激しい日にはターンオーバーが起きやすいという事なので、天気予報を見ていればターンオーバーが起きそうな日もある程度の予想は出来たりもします。

 

逆に、秋でも曇っていたりしてあまり冷え込まない温かい朝にはターンオーバーはあまり起きません。

 

ターンオーバーによる湖への影響

 

ターンオーバーが上層と下層の水が入れ替わる現象だという事は理解できましたか?それではターンオーバーによって湖にはどんな影響が出るのでしょうか?

そして、バス達への影響はどうなのか?

 

ターンオーバーによって湖に起こる大きな現象としては【溶存酸素量の低下】【水質の悪化】です。

どちらもバスにとっては非常に重大な変化になります。

 

簡単に言うと水中の酸素量が減ってしまう現象と下層の水が湖底のごみや泥などを巻き込んで上がってくるので濁ってしまいます。(ターンオーバーが起こると水が臭くなるのはこの為)

 

ターンオーバーからポイントを絞る

ターンオーバーが起きると上記のような事が湖に起きますが、逆にそれらの影響を受けないポイントや受けづらいポイント・回復が早いポイントが分かれば、そこにバスは居るはずです。

 

【溶存酸素量の減少】⇒【酸素が多いポイントはどこか?】

【水質の悪化】⇒【水質の悪化が起きにくいポイント、回復の早いポイントはどこか?】

 

これらを考えていく必要があります。

 

 

ターンオーバーも真夏のアオコで釣りづらい時期と考え方が同じで、ポイントを絞り込みやすくなっているとも考えられます。

つまり、酸素の多いエリアや水が回復しやすいエリアが分かっていれば、そのほかのエリアは切り捨てることが出来るので、一気にポイントが絞り込めます。

 

それでは、具体的にどんなポイントがターンオーバーが起きた際に有効なポイントとなるのか?

 

【溶存酸素量の多いポイント】
・水温が低い
・流れがある
・水生植物の周り
・風が当たるところ
・流れ込み

【水質の悪化がしづらいポイント・回復の早いポイント】
・流れがある
・水生植物の周り
・シャロー
・ハードボトム


【具体的なポイント】
・流入河川
・水路
・アシ等水生植物周り(奥)
・動いている水門
・ちょっとした流れ込みでもOK
・風下
・ハードボトムのシャロー

 

基本的に上記のような感じでポイントをセレクトをしていくことでターンオーバーを攻略できると思います。

 

 

その他の対応策としては、縦ストを狙うのも効果的です。

 

ターンオーバーで水が悪くなると、バスの活性が落ちますが、その際に縦ストに身を寄せて水の回復を待つ?のかは分かりませんが、縦ストなどに身を寄せていることは多くなります。

八郎潟で言うと、杭やアシ、急深のブレイク、水門の壁際、橋脚などを釣ってきます。基本的には活性が低いのでスローな釣りを展開していくと効果的になります。

 

 

今回はここまで!次回はターンオーバーの時にどんなルアーで攻略していくのが有効なのかをご紹介していこうと思います。

 

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