バサクラ1日目を終えて
本日3月21日と明日3月22日に利根川・霞ヶ浦水系で開催される第33回バサーオールスタークラシック(略してバサクラ)。
バサクラってなんだ?という方もいると思いますが、簡単に言えばバサクラは超豪華メンバーによる一年に一回の祭り的なトーナメントです。(参加メンバーはバサクラ公式ホームページをご覧ください)
今大会は昨年の秋に開催予定だった試合が、湖のコンディションの影響で延期になった上、感染症対策の観点から無観客試合となりました。
バサクラと言えば大勢の観客の中でのウェイインが非常に盛り上がるのと、会場には多くのメーカーのブースが出店するのでそちらも楽しみにしている方も多いイベントです。
アベマTVでライブ配信
無観客試合は非常に残念だったのですが、その代わり?アベマTVで無料のライブ配信を行っています。
1日目にカメラが同船した選手は下記の6名です。
青木 大介選手
並木 敏成選手
小森 嗣彦選手
菊元 俊文選手
田辺 哲男選手
木村 健太選手
6名の選手にカメラが同船するのは過去最多という事もあり、見ている方も飽きずに見ていられました。
解説が的確過ぎる!
釣りの動画は釣れていないと面白くない!と思いますが、トップトーナメンターの釣れない時間を見る機会はあまり多くないので、逆に勉強になる事ばかりです。
釣れていなくても、この時期はどういったエリア・ポイントが有効で、どんな攻め方をするのか?
釣れた釣りは話題になり注目されますが、釣れなかった釣りはなかなか語られません。
その日は釣れなかった釣りでも、ちょっとした違いで釣れなかっただけでとても有効な釣りだという事もある訳で、そういった事を考えながら見ていれば、釣れても釣れなくても、全てに【なぜ】を持つことでとても勉強になります。
更に、今回のアベマTVのライブ配信では、秦拓馬さんと鬼形さんが解説をしていますが、鬼形さんの解説が的確過ぎで超勉強になります。
鬼形さんは先週開催されたJBマスターズの霞ヶ浦戦にも参戦していたので、湖のコンディション(季節の進行度)を把握した解説なので、スポーニング期のバスの行動を含めたバスの動きはどういったものなのかを、ここ数日の天候だけではなく数週間に渡った傾向を踏まえて解説されていました。
これから霞ヶ浦水系のように季節が進む湖はかなり多いと思いますので、スポーニング攻略の大きなヒントになる鬼形さんの解説を無料で聞けるなんて…
聞かないのは本当にもったいないと思いますよ。
1日目の結果
それでは、初日の上位5名の結果をみていきます。
1位 江口 俊介選手 3匹 4100g
2位 小森 嗣彦選手 3匹 3745g
3位 木村 建太選手 2匹 2355g
4位 北 大佑選手 2匹 1835g
5位 青木 大介選手 2匹 1720g
19名参加でリミットメイク(3匹)の選手が2名と、かなり厳しい試合となっています。
バサクラは2日間のトータルウエイトで順位を決めますので、優勝争いはこの5名に絞られている感じで、更に言えば、江口選手と小森選手の一騎打ちになる可能性が高くなっています。
このタフった状況で5匹リミットならまだ分からないと思いますが、3匹リミットですと3位以下の選手とのウエイト差を考えるとかなり厳しいと思います。
自然が相手のバス釣りとは言え、映像で見ていると小森選手の試合運びは半端ないと言うか、次元が違ってましたし、江口選手の釣りを考えると、明日パワーダウンしなさそうです。
今日は晴天無風の時間が長く、水温上昇&風待ちの選手が多かったのですが、明日は風が強くなる予報なので、また違った展開になりそうです。しかし、江口選手はシャッドで釣っているという情報と、小森選手も同じく巻きモノでも釣っているので、両選手にとっても追い風になりそうな天候です。
その他で言うと、12位と出遅れた沢村選手がバイト数はかなり多くミスが響いた初日だったという事ですが、すべてシャッドでの釣りだったという事で、明日の強風が味方になる可能性が高くなりそうです。
明日はカメラ同船の選手が変わってこちらの方々です。
江口選手
小森選手
木村選手
北選手
沢村選手
田辺選手
上位の4選手に加え沢村選手と田辺選手にカメラが同船しますが、上位4選手は優勝争いの為、沢村選手は上記した通り今日良い釣りを展開していて明日の釣果が期待できるからだと思います。
そして田辺選手ですが、今大会でバサクラの引退を表明したという事で明日もカメラが同船します。ノリーズファンや田辺選手のファンは明日はアベマTVから目が離せないですね。
アベマTVのライブ配信はパソコンからでもスマホ(アプリ)からでも無料で見れますので、明日あさ6時からの配信を見てみてはいかがですか?
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