ウルトレックスについてまとめ

ボート
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ウルトレックスについてまとめ記事

 

私がミンコタ社のウルトレックスを導入したのが2018年、この記事では私が実際にウルトレックスを使用した経験を基に解説します。

 

既にこのブログでも何度かウルトレックスについての記事を書いてきましたが、これからウルトレックスの導入を考えている方に向けてもう一度整理して出来るだけ分かりやすく書いていきますので参考にしていただけたらと思います。

 

 

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ウルトレックスの利点・ウルトレックスのおススメポイント


まず、ウルトレックスの【スポットロック機能(自動停泊機能)】はエレキによってボートを一点に留めるため風上に船首が向くことになります。

つまり、風向きがコロコロ変わるようなときはボートが風向きに合わせて回ってしまう事になります…こんな時はかなり釣りがやりづらいです。しかし、このことに関して考えてみればどんなエレキで一緒ですよね。

ただし、ウルトレックスの快適さに慣れてしまうとボートの向きがコロコロ変わると余計に気になるような気がします…

ウルトレックスの最大の武器は最初に挙げた【スポットロック機能】なのはご存じだと思います。

ボタン一つでボートを一カ所に留める事が出来ますが、そうは言ってもGPSアンテナでポイントをキープするので全くズレないわけではありません。GPS付きの魚探をお持ちの方なら分かると思いますが、GPSは多少のズレは起こりますよね?

シャローでボートを留めるならパワーポールの方が圧倒的に安定して良いのですが、そのパワーポールが届かない水深で活躍するのが【ウルトレックス(自動停泊機能付きエレキ)】と言うわけです。

ウルトレックスはバンクなどを流していく釣り以外のピンポイントの釣りにおいては圧倒的に有利になるのは容易に想像できると思います。そして、ウルトレックスを体験した方は『様々な状況でボートがその場に留まっていることが釣りを快適にしている』と感じるでしょう。

 

ウルトレックスは故障が多い?故障を防ぐ為には?

 

ウルトレックスが快適なことは容易に想像がつくと思いますが、それでは逆にウルトレックスのマイナス点を書いておこうと思います。

 

良いことばかりに目をとられていては『いざ導入して失敗した…』ということになりかねないですからね。

 

この記事を読んでいる方なら検索したことがあると思いますが、ウルトレックスの事を調べてみると【ウルトレックス=故障が多い】という事をよく目にするのではないでしょうか?

 

私も導入当初から故障を覚悟して使っていました。

 

しかし、今のところ修理に出さなくてはいけないほどの故障は一度もありませんが、もちろん機械なのでちょっとした不調はあります…しかし、自分で対処できるような程度でした。

 

ウルトレックスの故障の原因と予防法

 

ウルトレックスの故障の原因はいくつかありますので、私の知る限りで書いていきます。

 

まずはエレキの【モーター部の浸水】です。

 

モーター部への浸水を防ぐ方法はシーリングですが、下の写真の様に行うと良いでしょう。

シーリングは簡単なのでホームセンターなどでシーリング材を購入してチャレンジしてみるのもいいと思いますよ。

 

 

上の写真の2か所が主な浸水のポイントなので、しっかりシーリングを行い防水加工を施しましょう。

 

次に故障する可能性の高いところは、【ワイヤー】です。

 

よくワイヤーが切れるというのは聞いていたので私は予備のワイヤーは持っていますが、今のところは切れる気配もありません。

 

実はウルトレックスは購入時にワイヤーがかなり張られた状態にあります。このまま使用してしまうとワイヤーに必要以上の負荷が掛かり続けてしまうのでワイヤーが切れやすくなります…

知らない方もいるのですが、日本語取扱い説明書にもその対処法が丁寧に書いてあるほどなので自分で取り付けている方以外はおそらく取り付けてくれる業者の方はワイヤーを緩めてくれていると思います。

 

それでは、自分でウルトレックスを取り付けた方や、ワイヤーを触ってみて張りが強い言う方の為にワイヤーの緩め方をご紹介いたします。

 

上の写真の通り、エレキのペダルの前方にプラスドライバーで回せるネジがついています。

このネジはワイヤーの張り具合を調整しているネジなので、このネジを回すだけでOKです。

回す回数は確か7回転だったような…?(正確な回数は忘れてしましました…)

 

エレキのヘッド近くのここの↓部分を開けるとペダルから来ているワイヤーが見えます。

適切な張り具合に調整した後にこのワイヤーを触ってみるとだいぶ緩んでいることが分かります。ワイヤーが切れる時はほとんどここ辺りで切れるらしいので、エレキのペダルを踏んで異音がしたり違和感があった場合はここを開けてワイヤーを確認してみるといいですよ。

 

 

浸水とワイヤー切れは自分で対応できる予防策がありますが、それ以外の個所が壊れたら大変です…しかし、そこも壊れるのがウルトレックス…メインの基盤が壊れるというのも販売開始当初は良く聞きますが、この場合は保証期間内であれば購入したお店に相談してください。(正規品の場合は無償で基板交換になると聞いたことがあります。)

基盤以外にも電源スイッチが壊れることがあるらしいのですが、ウルトレックスを導入してしばらく使っていて壊れなければそうそう壊れることはないという事です。(低価格なパーツは予備を持っておくと安心です)

 

 

故障の事ばかり書いていると不安になりますが、初期のモデルから細かな部分はマイナーチェンジしていてかなり対策されているようです。そういった事もあってか年を追うごとにウルトレックスの故障の話はあまり聞かなくなってきました。(上記の様な対策も浸透してきているのも大きいな要因にもなっているかもしれませんね)

 

ウルトレックスの初期設定

 

それでは、いざウルトレックスを購入したらいくつか設定することがあります。

まずは、GPSアンテナとウルトレックス本体の同期ですがこれは簡単です。GPSアンテナについているボタンを押してからウルトレックスのヘッドについているボタンを押すだけです。同期が出来ると「ピピッ」と音が鳴ってGPSアンテナが感覚の長い点滅を始めますのでそれでOKです。

次に、湖上に出てからリモコンを使用した設定があるのですが、そちらは琵琶湖の有名ガイド庄司さんがYouTubeで解説しているのでそちらをご覧ください。

 

ウルトレックスのブレードとカギ

 

ウルトレックスのプロペラですが、2枚ブレードが純正のものになります。

 

そのまま使用すると分かると思いますが、踏んだ後のレスポンスが悪いです…

ウルトレックスの欠点の一つだと思うのですが…そこを解消してくれるのがキパワの3枚ブレードです。

 

 

2枚から3枚にブレードが増えることでレスポンスの向上とスピードが格段に上がりますのでストレスが解消されて更なる快適さが得られるアイテムなのでおすすめです。

 

最後になりますが、意外と付けていない方を見ることもあるのですが、盗難防止用のカギも付けることをおススメします。

 

ウルトレックスはボルト1本でマウントに固定されているだけなのでこの原理を知っていれば超簡単にワンタッチでウルトレックスを外すことが出来ちゃいます。

 

高価なエレキを守るためにも是非!

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