JB TOP50選手とは?
まずは2020年シーズンのJB TOP50登録選手をご覧ください。
JB TOP50にエントリーする方法は?
昨日、2020年シーズンのJB TOP50の登録選手が発表されましたが、皆さんはこのカテゴリーに登録する方法はご存知でしょうか?
これまで、NBCに登録する方法やJBに登録する方法、JBマスターズに登録する方法をご紹介してきましたが、これらは試合の成績に関係なく登録が可能なカテゴリーです。しかし、TOP50に上がるには試合の成績が関係してきます。
TOP50に昇格する権利
それでは、どんな成績の選手が登録できる権利を獲得できるのかですが、まず
JBマスターズは年間順位が15位~20位くらいまで権利があるようです(その年によって変動したりするので確実ではありません)。
次にローカルのJBでは年間順位が1位選手です(1位の選手が辞退した場合は3位の選手まで繰り上げで権利がもらえる)。
ちなみにローカルのJBとは、JB桧原湖とかJB霞ヶ浦とかJB河口湖といったシリーズのことです。つまり私が出ているJB桧原湖でもTOP50に昇格できるのです。現TOP50の小森プロや元TOP50の澳原プロはJB桧原湖で権利をとってTOP50に上がっています。
話を戻して、もう一つTOP50に上がれる枠があります。JBⅡです。JBⅡの場合はペア戦なのですが、当然ながらプロ登録している側に権利がありますが、こちらは年間1位の選手のみでJBのシングル戦の様な繰り上げはありません。
権利を獲得しただけではダメ
実は、優秀な成績を収めただけではTOP50には上がれません…厳密に言うと上記の成績を収めた選手はTOP50に昇格する権利を得たのではなく、昇格する為に必要な会長面接の権利を得たという事になります。
JBの本部で山下会長との面接の結果次第でTOP50の権利が得られるかが決まります。実際に面接で落とされる場合もあったという話も聞いたことがあります…
JB TOP50に残留する権利
TOP50に上がる選手がいるということは落ちる選手もいるという事です。基本的にはTOP50と言う名前の通り50人前後の選手で構成されていますが、残留する権利は年間成績で決まります。
年間順位の上位60%が残留する権利が与えられまするので、つまり登録が50人なら30人が残留で登録が49人なら29人が残留となります。
上位30人が残留して31位以下の20人が降格となるので、新規の登録が20人となるはずですが、それ以外にも残留することができる選手もいます。
2020年の登録メンバーを見てみると、ゼッケン30番の佐藤プロ~ゼッケン35番の松田プロまでの6人がマスターズ枠から昇格で、ゼッケン36番の吉川プロ~38番の佐藤プロまでがローカルシリーズからの昇格になります。
それでは、ゼッケン39番の上西プロ~ゼッケン49番の青木プロまでの11名はなぜ残留しているのか?かなり疑問に思う方が多いかと思います。この残留枠を無くした方が良いという事を言う人はかなり多いのですが、いまだにあるのが現状です…この11名が残留できる理由は、JB TOP50に昇格して2年間(確か2年か3年)は猶予が与えられていて直ぐに降格しないので2年目も登録している選手が何名かいるのです。TOP50と言う異次元の環境下で直ぐに結果が出せなくても1年目は大丈夫だよ…と言うJBの配慮なのかもしれません。
では、その他の選手がなぜ残留しているのか?詳しくは書きませんが、協賛しているメーカー枠と言うものがあるようでその枠で残留している選手が数名いるという事です。
その他にも永久シードを持っている選手も居たりと、TOP50の選手によっては残留しやすい状況にも見えますが、TOP50をやり続ける事が環境的にも厳しい人も多く、一方で昇格したい人が少ないのも問題になっています。私としてはトーナメントが盛り上がって欲しいので自分のできる範囲で皆さんにトーナメントの楽しさを伝えていけたらと思います。
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