八郎潟という最高の湖-八郎潟攻略シリーズ・ルアー編その2

八郎潟情報
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八郎潟を攻略

前回は私が実際に使用していた早春の超実績定番ルアーをご紹介いたしましたので、今回はそれらをどのように使用していくのかをご紹介いたします。

八郎潟という最高の湖-八郎潟攻略シリーズ・ルアー編その1
八郎潟を攻略前回の記事では、早春のバスは居るけど喰わない事や、シャローを目指して行動するけど、どういった所を気を付け
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基本的な流し方

八郎潟は基本的には1つのストレッチを流して釣っていくことが多くなりますが、早春の時期に流すときはどのように流していくのか?というのを解説していきます。

巻きモノと喰わせの使い分け

前回ご紹介した巻きモノ用タックルと喰わせ用タックルの2タックルで基本的にはOKなのでこのタックルの使い分けですが、巻きモノ8に対して喰わせ2くらいの割合で使います。

基本的にはリップラップの釣りになる八郎潟なのですが、意外とリップラップの釣りは難しいという方が多いです。理由は変化に乏しい中をただ流していくので狙いどころが分からないという意見が多いです。

確かに一見するとただの石積が永遠と続いているように見えます…例えばここをネコリグだけ釣るとなると…

といった感じで狙うべきポイントがぼやけてきます。慣れれば問題ないのですが、基本的に難しいのと、時間が掛かり過ぎて効率が悪くなってしまいます。

誰にでもできる効率的な攻め

ワームの釣りがメインでは狙いどころが明確になっていない限り広大な八郎潟において効率が悪くなってしまいます。そこで有効になるのが巻きモノの釣りです。

様々な巻きモノがある中でなぜフローシャッドが良いのか?

巻きモノの中でもリアクション要素と喰わせ要素を持っているルアーだからです。波動も強過ぎず、シルエットも小さく、シャッドというネーミングですが、シャッドとクランクベイトの中間のような存在だと思います。

以前の八郎潟は今日はクランクベイトでよく釣れた!なんていう方が多かったものの最近はあまり聞きません…

湖がそんな状態なら、単純に考えてクランクベイトよりも波動を弱くしたルアーが有効になるのではないか?と思いますよね。

普通のシャッドではアピール力(波動)が弱すぎて、クランクベイトでは強すぎるとしたら、中間に位置するフローシャッドが釣れる理由としては十分なのではないでしょうか?

話を戻して

リップラップのストレッチを効率的に攻める方法ですが、基本的にフローシャッドを巻いていきます。

前回も書いたように、どこで食わせるのかを意識してキャストしていく中で、ピンポイントで狙うべきスポットを探していきます。

つまり、喰わせで釣るポイントを探しつつ巻いていくのです。

喰わせのポイントはどこになるかわかるかな?

リップラップの中にある何かだよね?

そうそう。

リップラップの中にある小さな変化を見極める必要があるんだよ

前の記事に書いてあった水中岬とか張り出しとか?

正解!

リップラップは一見何も変化のない石積みに見えるけど水中の見えないところでは多くの地形変化があるんだよ

でも水の中だと見えないから分からないんじゃない?

そのための巻きモノだよ!

そっか!

ボトムを感じながら巻いてくれば巻き感じが変わるから地形変化もわかるんだね!

そういうこと!

それに岸際を見ているとちょっとした張り出しなんかは薄っすらと見えたりするからね

巻きモノで釣る事だけを考えずに喰わせの入れどころを考えて釣っていくんだね~。

それを繰り返していれば地形変化も覚えられるし、どっちの釣りが有効なのかも見えてくるでしょ

八郎潟の地形も覚えられるしパターンを構築するヒントにもなるなんて凄く効率的な釣り方だね!

狙うべきポイントが見えたら

上記の内容で何となく狙うべきポイントのイメージはできたでしょうか?

一つ気を付けてもらいたいのは、巻きモノは喰わせを入れるポイントを探すのに使う!ということに重きを置くのはよくないです。フローシャッドの釣りがハマればそれ自体が喰わせに置き換わるほど効果的になるので、巻きモノでのパターン構築が出来るようにしましょう。

それには、以下の要素を気を付けるといいです。

・リトリーブスピード(速い方がいい時もあれば逆もあります)

・ボトムへの当て方

・ルアーを通すコース

・レンジ

・カラーローテーション

・ボートポジション

これらを常に意識して1つのストレッチを流していきます。すべてが最重要ポイントなのでシーズン開幕から良い思いがしたい人はお忘れなく。

一方で喰わせのポイント(地形変化)が分かったらどのように攻めたらいいのか?

こちらは特に難しくなく、水中岬を例に出すと、岬に対して4か所攻めればOKです。①岬の右面②左面③岬の上④岬の先端…この4点を丁寧に探ればいいのですが、ここでもパターンが見えてくるポイントがあります。

例を挙げると、①~④の中で②で釣れたとします。その日は風が強く②岬の左面が風下側でした。そして次のポイントでも同じように②で釣れました。つまり、この日は風下側にバスは居ることが分かります。このことを発展させてパターン化していけばすべてのポイントで風下側から攻めることで効率化されていきます。アシを攻める時も風下を、水門を攻める時も、杭を撃つ時もすべて風下側を意識します。これで何匹か釣れたらパターンとして強いことが証明されますので、そのあとはストラクチャーの風下を撃つ釣りだけでOKということです。

ワームのカラー

八郎潟で圧倒的に釣れるワームのカラーをご紹介します。

私が八郎潟に通っていた時のメインとしていたワームのカラーはゲーリー社の341というカラーで、341で反応が悪い時は297です。両カラーとも普通のカラーなのですが431がメインということがポイントです。基本的にはこの2つのカラーがメインで、あとは季節や天候に合わせて他のカラーを使用していました。カラー選びに迷ったら使ってみてください。

八郎潟でよく釣れたカラーについてはまた別記事で詳しく書きます。

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